日本透析学会講演「日本の臓器移植の現状」

目次

先週行われた、日本透析学会で、腎移植の現状と課題についての講演があった。
📔日本の腎移植の現状📔
1.実施率が低い。特に、脳死腎移植の件数が低い。
2.しかしながら、日本の腎移植後の成績は極めて良好で生存率が高い
3.透析患者より死亡リスクが極めて低い
4.腎移植患者は、時間、水分・食事制限から解放され、生活の質があがる
5.医療費は、移植後28か月で透析より低くなり、移植後10年では、透析の2分の1となる
以上のことから、腎移植を増やしていかなれけばいけないといえる。

🌏海外では、
*『脳死=人の死』とされているため、年間8000〜9000人もの臓器提供者がいる(アメリカ)
*脳死の場合は、ドナーになることが法律上原則となっている。本人が拒否する意思が表明されていなければ、自動的にドナー登録となる。(ベルギー、スペインでは制定。オランダでは、法案成立)
海外では、脳死患者家族が移植を承諾するかどうかの意思決定をしなくていいため、プレッシャーの軽減になると考えられている。

🇯🇵日本では、
何をもって人の死とするのか、いまだ、答えはでていない。医学的観点、倫理的観点からみても、答えを出すことは難しい。自分自身が脳死状態になったとき、自分の移植の意思表示が家族の精神的負担を減らすのか、それとも増やしてしまうのか、それはその状況にならないと分からない。

でも、何年もの間、移植手術の待機をしている患者・家族がおり、移植により助かる命があるのも事実。
すぐに答えはだせなくても、身近な問題として、一人一人が考えていかなければならない時期にきている。

日本透析医学会学術集会

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