
透析技術認定士の試験のカリキュラムの中に透析体外循環トラブルのABCの項目があります
透析体外循環トラブルのABC
人工透析治療中に起こるトラブルとして
- 空気誤入
透析施行中、体外循環回路が解放状態(陰圧状態)となることにより発生するトラブル
少量混入でも軽度の胸痛や呼吸困難などの症状が起こり
大量混入では、激しい咳嗽、呼吸困難、ショック、胸痛や心停止などを起こす - 出血
こちらも透析施行中、体外循環回路が解放状態(こちらは陽圧状態時に起こる)となることにより発生するトラブル
循環血液量の約20%を急速に失うとショック状態となる
30%以上失うと生命の危険がある - 透析液異常
低濃度透析液異常:血圧低下、頭痛、痙攣、意識障害や溶血など
高濃度透析液異常:血圧上昇、頭痛、痙攣、意識障害や口喝など - 除水設定事故
目標ドライウェイトの誤設定、機器の故障による過除水
溢水やショックを起こす
このようなことなどが原因で、人工透析中に
- 意識障害・昏睡状態を起こしている
- 頭痛・腹痛を訴えている
- 痙攣・失神・麻痺を起こしている
- 急激な低血圧や呼吸停止
- 吐き気や嘔吐している
- アナフィラキシーショックを起こしている
そんな状況に遭遇したことはありませんか?
また、来院前に同様の症状を訴える電話が来た時に、原因は何か?
命に関わる状況なのかの判断し、ができる、その対応方法が学べる、
など、そんな状況に遭遇した時に
原因が何か、命に関わるかどうかの判断、対応方法が学べる
医師がいない・自分しかいない状況でも急変の早期発見、判断の仕方、対応方法などを学べる、おすすめの専門資格を紹介します
透析技術認定士におすすめ!急性期ケア専門士とは
2022年より、日本急性期ケア協会が主催する急性期ケア専門士資格がスタートします
急性期ケア専門士は急性期ケア・急変対応におけるスペシャリストです。
状態変化の兆候をいち早く察知し、アセスメントから初期対応、医師への報告など急性期におけるケアの実践を行えることを目指す資格です。
また、病院だけでなく地域医療に携わる医療スタッフの方にも、在宅時から基幹病院へ【命のバトンをなめらかに】つなぐために実践できるノウハウを習得できます。
人工透析中に
- 意識障害・昏睡状態を起こしている
- 頭痛・腹痛を訴えている
- 痙攣・失神・麻痺を起こしている
- 急激な低血圧や呼吸停止
- 吐き気や嘔吐している
- アナフィラキシーショックを起こしている
など、そんな状況に遭遇しても急変時の見逃してはいけない兆候に気づき、症状別による初期対応をしっかりと学ぶことで、突然の急変対応にもしっかりと対応できる内容をしっかりと学べる試験です
医師がいない
自分しかいない状況での
早期発見、判断の仕方、対応方法などを学ぶことができます
2022年9月より日本急性期ケア協会のホームページで試験申し込み開始となります
試験の詳細に関しましては日本急性期ケア協会のホームページをご確認下さい
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急性期ケア専門士公式テキストについて
最後に今回アステッキでは、日本急性期ケア協会様よりご依頼をいただき、急性期ケア専門士公式テキストを制作させてこととなりました
公式テキストでは
- BLS、ACLS、1次評価、2次・3次評価など、急変時の初期対応
- 意識障害や呼吸困難など、症状別による急変時のアセスメント
- 地震災害や豪雨災害、COVID-19災害など、災害時の救急医療l
- 急性期医療における家族支援
- 急性期ケアに求められるリーダーシップ
- 超高齢化社会における急性期医療
などのカリキュラムの内容を学ぶことができます
公式テキストは2022年夏頃当社ホームページにて販売開始となります
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