呼吸療法認定士の取得後の活動内容

呼吸療法認定士の活動内容

 

呼吸療法認定士の認定資格を取得後、みなさんどのように資格を活かして活動しているのでしょうか。実際の認定資格取得者の活動報告を聞くことで、資格取得へのモチベーション、また取得後の未来が広がるのではないでしょうか。

 

認定資格取得者の約半数が看護職。首都圏や関西地方など大都市に有資格者が集まっている!

さまざまな医療資格者が受験することができる呼吸療法認定士ですが、看護師さんの有資格率が最も高く53.2%で次いで理学療法士の30.7%となっています。看護師さんの保有率が高いせいもあってか、有資格者の7割が女性です。2012年に3学会合同呼吸療法認定士委員会が行ったアンケート結果では、30代の資格保有者が多く、働き盛りの世代が保持していると言えるでしょう。

 

・有資格者が多い地域は首都圏!スキルアップも多様。

資格補習者の居住地域に関しては、やはり首都圏である関東地方に有資格者が多く、都道府県別では東京都、大阪府、神奈川県の順になっています。5年毎の認定資格の更新のために必要な単位が取得できる講習会などの開催も東京都、大阪府に集中しており、取得後の継続したスキルアップが可能であり、周囲に環境が整っているということも重要な資格の取得や継続した資格保有に関わっているのではないでしょうか。

 

実際に呼吸管理に携わっている方は約半数。資格保有により給与に手当がある職場も!

 

1)呼吸療法認定士が勤務する病院や部署はどこ??

さまざまな活躍の場がある呼吸療法認定士ですが、資格保有者アンケートで明らかになった有資格者の約1/3は私立病院に勤務する方で、次に約1/4が国公立病院、ついで準公立病院(赤十字病院など)が割合を占めています。

病床数も100−400床規模の病院が約47%と半数を占めており、症例の集まる中規模病院での有資格者の割合が多くなっています。

所属部署に関してはリハビリテーション科が最も多く、所属する理学療法士が看護師に次いで資格を保有しているためでしょう。次に一般病棟、ICUの順になっており、急性期の呼吸管理が必要なICU勤務の方が多い結果となっています。

 

2)呼吸療法認定士は実際にどのように臨床の場で生かされているのか?

呼吸管理に興味があり、もっと学びたいという探究心は医療従事者にとっては医療の質を向上させる上でも大変有益なものです。しかし実際に、呼吸療法認定士の認定資格を所有していても、生活環境変化、また職場の移動などにより呼吸管理に携わることができない方もいらっしゃいます。資格保有者に対するアンケート結果では有資格者の半数は呼吸療法に携わっていますが、そうでない方も半数おられます。

しかし、理学療法士、臨床工学技士の有資格者に関しては、7割以上の方が呼吸療法に携わっており、看護師とは異なり部署移動などがないために継続した勤務体制が可能となるため、認定資格を活かせる活躍ができているようです。勉強会の主催や、呼吸ケアチームの結成などによる呼吸療法への参加が主な関わりのようですがその反面、独自業務ができないという方も半数以上おられ、業務上の権限などはなくさらに拡大された呼吸療法業務への関わりを希望している方が半数です。

患者さんの呼吸管理という面で、呼吸療法認定士として活動するということが技術水準の向上に役立っていると考えておられる方が多く、個人の技術向上には有益であると考える方が多いようです。中には、給与の手当として有資格者への優遇がある施設もあるようです。このような優遇などがあるとさらなる技術向上へのモチベーションにもなりますね。

 

 

まとめ

呼吸療法認定士の資格を取得すると個人の技術向上、強いては患者さんの呼吸管理の技術向上を実感している方が多いようです。認定試験受験には、このように実際に活躍されている現場の声などが聞けると励みになりますし、モチベーションの一つになるのではないでしょうか。

 

参考:呼吸療法認定士認定制度 医療機器センター

https://www.jaame.or.jp/koushuu/kokyu/k_index.html#推移

 

 

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